志紀ファミリー歯科は、大阪府八尾市志紀町にある歯科医院です。JR関西本線「志紀駅」から徒歩1分、平日は夜19時まで、土曜日も13時30分まで診療しています。八尾市・柏原市・東大阪市エリアで矯正治療をご検討の方は、お気軽にご相談ください。
歯並びを整えることで、見た目だけでなく、噛み合わせや歯の機能を向上させ、将来的な虫歯や歯周病のリスクを減らすことが期待できます。私たちは「一生自分の歯で過ごすこと」「歯の寿命を延ばすこと」を目標に、患者さま一人ひとりの口腔環境に合わせた治療計画を大切に考えています。
このページでは、マウスピース矯正の仕組みと特徴、あえてデメリットや向かないケースも含めた判断材料、ワイヤー矯正との違い、費用(275,000円〜825,000円/税込)と期間、リスク・副作用まで、治療を検討される方が知りたい情報をまとめました。
こんなお悩みはありませんか
- 歯並びは気になるが、装置が目立つのは避けたい
- 接客業・営業職で、見た目の変化を伴う治療がしづらい
- 結婚式や就職活動など、期限のある予定がある
- 前歯のガタつきだけを短期間で治したい
- 以前矯正したが、後戻りしてしまった
- 歯みがきがしにくく、虫歯や歯ぐきの腫れを繰り返す
- 金属アレルギーが心配で矯正をためらっている
- 仕事が忙しく、頻繁に通院できない
- 費用がどのくらいかかるのか分からず踏み出せない
- 矯正のデメリットもきちんと知ったうえで決めたい
ひとつでも当てはまる方は、まずはご相談だけでも構いません。
検査の結果、マウスピース矯正が適さないと判断した場合は、その理由と代わりの選択肢を率直にお伝えします。
マウスピース矯正とは
矯正治療の目的
矯正治療は、見た目を整えるためだけの治療ではありません。当院では次の3点を治療の目的と考えています。
Purpose 01
噛み合わせと機能を高める
見た目の改善だけではなく、上下の歯が正しく噛み合うことで、食べ物を噛み砕く力が均等に分散されます。
Purpose 02
長期的に健康な歯を守る
歯並びが整うと歯ブラシが届きやすくなり、虫歯や歯周病のリスクを下げやすくなります。特定の歯への過剰な負担も軽減されます。
Purpose 03
全身の健康も視野に入れる
よく噛めることは消化や姿勢にも関わります。お口だけを切り離さず、全身の健康を視野に入れた治療を心がけています。
矯正治療では歯の動きをコントロールし、歯根や顎の骨にも影響を与えます。そのため、開始のタイミングや治療方法には慎重な配慮が必要です。患者さまの負担やリスクを抑えつつ、機能的で美しい歯並びへと導きます。
マウスピース矯正の仕組み
マウスピース矯正は、アライナーと呼ばれる透明な装置を段階的に交換しながら、歯を少しずつ動かしていく治療法です。ワイヤー矯正が1本の金属線で力をかけ続けるのに対し、マウスピース矯正は「わずかにずらした形のマウスピース」を順番に装着することで、計画どおりに歯を移動させます。
1枚のマウスピースで動かす量はごくわずかです。それを数十枚単位で積み重ねることで、最終的な歯並びに到達します。治療前にデジタルシミュレーションを行い、治療開始前におおよその仕上がりと必要な枚数・期間を確認できることが、この治療法の大きな特徴です。

マウスピース矯正の特徴
目立ちにくい
従来のワイヤー矯正では金属の装置が目立ちやすく、会話や写真撮影の際に気になることがありました。マウスピース矯正は、薄い透明な樹脂素材で作られた装置を歯にフィットさせるため、装着時も目立ちにくいのが特徴です。至近距離でなければ気づかれにくく、人前で話す機会が多い方にも選ばれています。
痛みが比較的少ない
ワイヤー矯正よりも歯にかかる力が比較的マイルドなため、痛みの少ないケースが多いです。ただし、新しいマウスピースに交換した直後の1〜2日は締めつけ感や違和感が出ることがあります。痛みの感じ方には個人差があります。
通院回数が少なくて済む場合がある
ワイヤー矯正では1か月に1回程度の来院が一般的ですが、マウスピース矯正では約2〜3か月ごとの通院でも対応可能な場合があり、お忙しい方にもご検討いただきやすい方法です。マウスピースの交換はご自宅で行っていただきます。
お手入れがしやすい
マウスピースは取り外し可能なため、矯正前と同じように歯みがきやフロスが使えます。ワイヤー装置があると歯の表面や装置の隙間が磨きにくくなりますが、マウスピース矯正なら清潔に保ちやすく、虫歯リスクを下げやすくなります。
食事の制限がほとんどない
食事の際は外していただくため、ワイヤー矯正で注意が必要な硬いもの・粘着性のあるものも、これまでどおりお召し上がりいただけます。ただし、装着したままの飲食は変形や着色の原因になるため避けてください(水を除く)。
デメリットと向かないケース
治療法を選ぶうえで、良い面だけを知っても判断はできません。マウスピース矯正には次のような制約があります。ご検討の際は必ずご確認ください。
| デメリット | 内容 |
| 装着時間の自己管理が必要 | 1日20〜22時間程度の装着が前提です。装着時間が不足すると計画どおりに歯が動かず、期間の延長や再製作が必要になることがあります。ご自身で管理できるかどうかが、成否を大きく左右します。 |
| 食事のたびに着脱が必要 | 飲食時は外し、再装着の前に歯を磨く必要があります。外食や間食の多い方は、生活リズムの見直しが必要になる場合があります。 |
| 対応できない症例がある | 骨格に大きなズレがある場合、歯を大きく動かす必要がある場合、抜歯を伴う複雑なケースなどは、ワイヤー矯正や外科的処置が適していることがあります。 |
| アタッチメントが必要な場合がある | 歯を計画どおりに動かすため、歯の表面に歯の色に近い樹脂の突起(アタッチメント)を付けることがあります。透明ではあるものの、まったく見えないわけではありません。 |
| 歯を削る処置を伴う場合がある | スペースを確保するため、歯と歯の間をごくわずかに削る処置(IPR)を行うことがあります。エナメル質の範囲内で行いますが、削った部分は元に戻りません。 |
| 紛失・破損のリスク | 取り外せるがゆえに、外食時の紛失やペットによる破損などが起こり得ます。再製作には期間と費用がかかる場合があります。 |
| 治療後の保定が必須 | マウスピース矯正に限らず、矯正治療後は保定装置(リテーナー)の使用が必要です。使用が不十分だと後戻りします。 |
マウスピース矯正が向いている方・慎重な検討が必要な方
向いている方
| 見た目 | 装置を目立たせたくない方、人前で話す機会が多い方 |
| 症状 | 軽度〜中等度の歯のガタつき、すきっ歯、前歯の傾き |
| 生活 | 装着時間を自己管理できる方、通院間隔を空けたい方 |
| その他 | 金属アレルギーが心配な方、後戻りの再治療をお考えの方 |
慎重な検討が必要な方
| 症状 | 骨格的なズレが大きい受け口・出っ歯、重度の叢生、大きく歯を動かす必要があるケース |
| お口の状態 | 治療前に虫歯・歯周病の治療が必要な方(先に処置を行います) |
| 生活 | 装着時間を確保しにくい方、間食の回数が多い方 |
| その他 | 喫煙習慣がある方(マウスピースの着色が起こりやすくなります) |
検査の結果、マウスピース矯正では目標とする歯並びに到達しにくいと判断した場合は、その理由をご説明したうえで、ワイヤー矯正や部分的な併用など、別の選択肢をご提案します。
ワイヤー矯正との比較
複雑な歯並びや大きな噛み合わせの問題がある方は、ワイヤー矯正が向いていることがあります。見た目の負担を抑えたい方や治療中の快適さを重視したい方は、マウスピース矯正が選択肢になります。当院では、患者さまのご要望と口腔状況を把握したうえで、最適な治療法をご提案します。
| マウスピース矯正 | ワイヤー矯正 | |
| 見た目 | 目立ちにくい/透明な装置 | 目立ちやすい/装置が歯の表面に付く |
| 取り外し | 可能/食事・歯みがき時に外せる | 不可/治療終了まで装着したまま |
| 痛み | 比較的マイルド。交換直後に締めつけ感 | 調整後に強めの痛みが出ることがある |
| 通院頻度 | 約2〜3か月に1回(症例による) | 約1か月に1回 |
| 清掃性 | 良好/普段どおり磨ける | やや難しい/装置周りに汚れが残りやすい |
| 食事制限 | ほぼなし(外して食事) | 硬いもの・粘着性のあるものは注意 |
| 対応範囲 | 軽度〜中等度が中心。適応は拡大傾向 | 幅広い症例に対応/複雑なケースも可 |
| 自己管理 | 必須/装着時間が結果を左右する | 装置が外れないため管理負担は少ない |
| 金属アレルギー | 樹脂製のため心配が少ない | 金属を使用(素材の選択肢あり) |
| 費用の目安 | 275,000円〜825,000円(税込) | 症例により異なります。ご相談ください |
対応可能な症例(不正咬合)
不正咬合とは、歯並びや噛み合わせが乱れた状態のことをいいます。不正咬合は見た目だけでなく、将来的に歯の寿命を短くしてしまうことがあります。虫歯や歯周病のリスクが高まりやすくなるため、早めの矯正治療をおすすめします。
| タイプ | どんな状態か | マウスピース矯正の適応目安 |
| 叢生(ガタガタ・八重歯) | あごに対して歯が並びきらず、重なって生えている状態。 | 軽度〜中等度は適応。重度はワイヤー併用や抜歯を検討。 |
| 上顎前突(出っ歯) | 上の前歯が前方に突き出している状態。 | 歯の傾きが原因なら適応。骨格性の場合は要検討。 |
| 下顎前突(受け口) | 下の前歯が上の前歯より前に出ている状態。 | 軽度は適応。骨格性は外科的処置の検討が必要。 |
| 空隙歯列(すきっ歯) | 歯と歯の間に隙間が空いている状態。 | 適応しやすい。比較的短期間で改善が期待できます。 |
| 開咬 | 奥歯を噛んでも前歯が噛み合わない状態。 | 程度により適応。舌の癖の改善が並行して必要です。 |
| 過蓋咬合 | 上の前歯が下の前歯を深く覆いすぎている状態。 | 程度により適応。奥歯の高さのコントロールが鍵になります。 |
| 交叉咬合 | 上下の噛み合わせが左右どちらかでズレている状態。 | 要精査。骨格の左右差が大きい場合は別の方法を検討。 |
| 後戻り | 過去に矯正した歯並びが元に戻ってしまった状態。 | 適応しやすい。部分的・短期間のプランで対応できる場合があります。 |
上記はあくまで一般的な目安です。同じタイプでも、骨格・歯根の状態・歯周組織の健康度によって適応は変わります。実際の可否は精密検査とシミュレーションで判断します。
当院の設備とシステム
iTero 口腔内スキャナー
当院では、3Dスキャニング技術を搭載した iTero 口腔内スキャナーを導入しています。従来のようにシリコン印象材を使って歯型を取る方法ではなく、歯列を直接スキャンし、正確な3Dデータとして記録します。
印象材を口に入れる時間が短縮されるため、嘔吐反射が出やすい方の負担が軽くなるという利点もあります。iTeroで得られたデジタルデータは、そのままマウスピース(アライナー)の設計・作製に活用され、精密でスムーズな治療プロセスが期待できます。

インビザライン・システム
当院では、インビザライン・システムを採用しています。インビザラインは、マウスピース型矯正装置として世界的に広く用いられているシステムで、さまざまな歯並びや不正咬合に対応できるよう開発されています。軽度〜中等度のケースはもちろん、複雑な症例にも適用できるケースが増えています。患者さまの状態に合わせてプランを選択し、目標とする結果を目指します。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)に関する重要なお知らせ
① 未承認医療機器であることの明示
当院で使用するマウスピース型矯正装置(インビザライン)は、医薬品医療機器等法(薬機法)上の承認を受けていない医療機器です。
② 入手経路等の明示
本装置は米国アライン・テクノロジー社が製造しており、歯科医師の指示のもと、同社の日本法人を通じて入手しています。個人輸入代行業者等を介したものではありません。
③ 国内の承認医療機器等の有無
国内には、同一の性能を有するものとして薬機法上の承認を得たマウスピース型矯正装置があります。詳しくは担当医にお尋ねください。
④ 諸外国における安全性等に係る情報
本装置は米国FDAの認可を取得しているほか、欧州CEマーキングを取得しています。重大な副作用の報告は確認されていませんが、装置の使用にあたっては本ページに記載のリスク・副作用をご確認ください。
治療の流れ
お悩みやご希望をお伺いし、マウスピース矯正の概要、おおよその費用・期間をご説明します。この段階で治療をお決めいただく必要はありません。
レントゲン撮影、口腔内・顔貌写真の撮影、iTeroによる3Dスキャンを行います。あわせて虫歯・歯周病の有無も確認します。
3Dデータをもとに、歯がどのように動いて最終的にどのような歯並びになるかをシミュレーションでご覧いただきます。必要な枚数、期間、費用の総額、リスクをご説明し、ご納得いただいてから治療に進みます。
虫歯や歯周病がある場合は、矯正を始める前に治療を行います。健康な歯ぐきと歯の土台があってこそ、安全に歯を動かせます。
マウスピースが届いたら、装着方法・取り外し方・お手入れの方法をご説明します。必要に応じてアタッチメントの装着やIPR(歯間の調整)を行います。
治療計画に沿って、ご自宅でマウスピースを交換していただきます。2〜3か月に1回程度ご来院いただき、計画どおりに動いているかを確認します。あわせて虫歯チェックとクリーニングも行います。
予定の枚数が終了したら、噛み合わせを確認し、必要に応じて追加のアライナーで微調整を行います。
整えた歯並びを安定させるため、保定装置を使用します。一般に、動かした期間と同程度の保定期間が推奨されます。その後も定期検診で経過を確認します。
治療中の1日の過ごし方
「実際どんな生活になるのか」が分かると、始めるかどうかの判断がしやすくなります。一般的な1日の流れをご紹介します。
| タイミング | 行うこと | ポイント |
| 起床時 | マウスピースを外し、歯みがき後に再装着 | 就寝中も装着したままが基本です。 |
| 朝食・昼食・夕食 | 食前に外し、食後は歯を磨いてから再装着 | 外している時間の合計が2〜4時間以内に収まるよう意識します。 |
| 間食・飲み物 | 水以外を飲む際は外す | 装着したままの糖分摂取は虫歯リスクを高めます。コーヒー・お茶は着色の原因にもなります。 |
| 外出先 | 専用ケースに保管 | ティッシュに包んで置くと誤って捨ててしまう事故が起こりがちです。 |
| 就寝前 | マウスピースを洗浄し、歯みがき後に装着 | 洗浄は流水と柔らかいブラシで。熱湯は変形の原因になるため避けてください。 |
| 交換日 | 次のマウスピースへ交換 | 交換の間隔は治療計画によって異なります。就寝前の交換にすると違和感が和らぎやすくなります。 |
アタッチメントについて
歯を計画どおりの方向へ動かすため、歯の表面に歯の色に近い樹脂の小さな突起を付けることがあります。治療終了時に除去します。装着中は目立ちにくいものの、光の当たり方によっては見えることがあります。
IPR(歯と歯の間の調整)について
歯を並べるスペースを確保するため、歯と歯の接する面をごくわずかに削ることがあります。エナメル質の範囲内で行う処置で、痛みはほとんどありませんが、削った部分は元には戻りません。必要性については事前にご説明します。
治療費のご案内
患者さまの状態やご希望に合わせて最適なプランをご案内いたします。矯正歯科治療は自由診療(公的医療保険適用外)です。表示料金はすべて税込で、検査・診断料と治療期間中の矯正調整料を含みます。
フルプラン
約2年
幅広い症例に対応可能。抜歯の有無や複雑な歯並びでも適用しやすく、しっかりと矯正を行いたい方に。
825,000 円(税込)
検査・診断料、治療期間中の矯正調整料を含む
モデレート
1年〜2年以内
ライト以上、フル未満のケースに。ある程度の範囲で矯正が必要な患者さまに。
605,000 円(税込)
検査・診断料、治療期間中の矯正調整料を含む
ライト
約6か月〜1年以内
比較的症状が軽度の方に。前歯など見える部分の歯並びを中心に矯正を行う場合に。
385,000 円(税込)
検査・診断料、治療期間中の矯正調整料を含む
エクスプレス
約6か月以内
軽度の歯並びの乱れなど、部分的な矯正に適したプラン。短期間で済むケースに有効です。
275,000 円(税込)
検査・診断料、治療期間中の矯正調整料を含む
プラン料金に含まれないもの
| 項目 | 内容 | 費用(税込) |
| 初回カウンセリング | お口の状態の確認とご相談 | 無料 |
| 保定装置(リテーナー) | 治療後の後戻りを防ぐ装置 | 上下11,000円(税込) |
| リテーナー再製作 | 紛失・破損時の作り直し | 上5,500円/下5,500円(税込) |
| アライナー再製作 | 紛失・破損時の作り直し | 無料 |
| 矯正前の虫歯・歯周病治療 | 矯正開始前に必要な処置(保険適用の場合あり) | 別途 |
| 抜歯(必要な場合) | スペース確保のための抜歯 | 別途 |
デンタルローン(JACCS)もご利用可能
費用面が心配な方も、JACCS(ジャックス)のデンタルローンをご活用いただけます。JACCSが患者さまに代わって歯科医院へ治療費を立て替え払いするローン契約で、患者さまはJACCSへ分割でお支払いいただけますので、急な出費を抑えながら治療を進められます。
Webで簡単申し込み
スマートフォン・タブレットからお申し込みいただけます。審査結果は後日ご連絡されます。
医療費控除の対象
デンタルローンのご利用金額すべてが医療費控除の対象となります(※上限あり)。金利・手数料相当分は対象外です。
噛み合わせの改善を目的とした矯正治療は、医療費控除の対象となる場合があります。年間の医療費が一定額を超えると、確定申告により所得税の還付を受けられることがあります。詳しくは所轄の税務署または国税庁のホームページでご確認ください。なお、審美目的のみと判断される場合は対象外となることがあります。
リスク・副作用
マウスピース矯正には、次のようなリスク・副作用があります。治療を検討される際は、メリットとあわせて必ずご確認ください。
| 項目 | 内容 |
| 痛み・違和感 | 新しいマウスピースへの交換直後、数日間は締めつけ感や痛みが生じることがあります。感じ方には個人差があります。 |
| 発音のしにくさ | 装着に慣れるまで、サ行・タ行などが発音しにくくなることがあります。多くは数日〜数週間で慣れます。 |
| 装着時間不足による遅れ | 1日20〜22時間程度の装着が守られないと、計画どおりに歯が動かず、治療期間の延長や追加のアライナー製作が必要になることがあります。 |
| 虫歯・歯肉炎 | 装着したまま飲食したり、清掃が不十分だったりすると、虫歯や歯ぐきの炎症のリスクが高まります。 |
| 歯根吸収 | 歯を動かす過程で、まれに歯の根が短くなることがあります。 |
| 歯肉退縮・ブラックトライアングル | 歯が並ぶことで歯ぐきが下がり、歯と歯の間に三角形の隙間が見えるようになることがあります。 |
| 歯の失活 | ごくまれに、過去に大きな外傷や治療を受けた歯の神経が失活することがあります。 |
| 顎関節の症状 | 噛み合わせの変化に伴い、顎関節に音や違和感が生じることがあります。 |
| アタッチメント・IPR | アタッチメントの脱離が起こることがあります。IPRで削ったエナメル質は元に戻りません。 |
| 後戻り | 治療後に保定装置の使用が不十分だと、歯並びが元に戻ることがあります。 |
| 治療計画の変更 | 歯の動き方によっては、追加のアライナー製作や、ワイヤー矯正の併用が必要になる場合があります。 |
| 装置の紛失・破損 | 取り外し式のため紛失・破損の可能性があり、再製作には期間と費用がかかる場合があります。 |
| アレルギー | ごくまれに、装置の樹脂素材によるアレルギー症状が生じることがあります。既往がある方は事前にお知らせください。 |
治療の効果や進み方には個人差があり、すべての方に同じ結果をお約束するものではありません。上記以外にも、患者さまの状態に応じたリスクを事前にご説明したうえで治療を開始します。
症例紹介
当院で実際に行った治療の一例です。掲載にあたっては患者さまの同意を得ています。治療結果には個人差があります。
【マウスピース矯正】フルプランの症例
| 患者 | 30代女性 |
| 主訴 | 見た目が気になるため矯正したい。 |
| 治療期間 | 2年半 |
| 費用 | 825,000円(税込)※検査・診断料、調整料を含む。保定装置は別途。 |
| 主なリスク・副作用 | 交換時の痛み・違和感、装着時間不足による治療期間の延長、虫歯・歯肉炎のリスク上昇、歯根吸収、歯肉退縮、治療後の後戻り。 |

【マウスピース矯正】ライトパッケージの症例
| 患者 | 20代女性 |
| 主訴 | 見た目が気になるため矯正したい。 |
| 治療期間 | 6か月 |
| 費用 | 385,000円(税込)※検査・診断料、調整料を含む。保定装置は別途。 |
| 主なリスク・副作用 | 交換時の痛み・違和感、装着時間不足による治療期間の延長、虫歯・歯肉炎のリスク上昇、治療後の後戻り。 |

【マウスピース矯正】エクスプレスパッケージの症例
| 患者 | 40代女性 |
| 主訴 | 歯ブラシが当てにくいため、下の前歯の歯並びを治したい。 |
| 治療期間 | 3か月 |
| 費用 | 275,000円(税込)※検査・診断料、調整料を含む。保定装置は別途。 |
| 主なリスク・副作用 | 交換時の痛み・違和感、装着時間不足による治療期間の延長、虫歯・歯肉炎のリスク上昇、治療後の後戻り。 |

よくあるご質問
1日20〜22時間程度が目安です。食事と歯みがきの時間以外は装着していただくイメージです。装着時間が不足すると計画どおりに歯が動かず、治療期間が延びたり、追加のアライナーが必要になったりすることがあります。
プランにより275,000円〜825,000円(税込)です。検査・診断料と治療期間中の調整料を含みます。保定装置や、矯正前に必要な虫歯・歯周病治療、抜歯などは別途かかります。精密検査のあと、総額と内訳を書面でご提示します。
矯正歯科治療は原則として自由診療(保険適用外)です。ただし、厚生労働大臣が定める先天性疾患に起因する咬合異常や、顎変形症で外科手術を伴う場合など、一定の条件に該当すれば保険が適用されることがあります。
新しいマウスピースに交換した直後の1〜2日は、歯が締めつけられるような感覚や痛みが出ることがあります。ワイヤー矯正と比べると比較的マイルドな傾向にありますが、感じ方には個人差があり、痛みがまったくないとお約束することはできません。就寝前に交換すると、違和感が和らぎやすいとされています。
歯並びの状態とプランによって異なり、部分的な矯正なら約6か月以内、全体的な矯正では約2年程度が目安です。精密検査のシミュレーションで、おおよその枚数と期間を治療開始前にご確認いただけます。
透明で薄い装置のため、至近距離でなければ気づかれにくいとされています。ただし、歯の表面にアタッチメント(樹脂の突起)を付ける場合があり、光の当たり方によっては見えることがあります。まったく分からないというわけではありません。
お食事の際は必ず外してください。装着したままだと装置の破損や変形の原因になります。飲み物は水であれば装着したままで問題ありませんが、糖分を含む飲料は虫歯のリスクを高め、コーヒー・お茶・カレーなどは着色の原因になります。
その日のうちにできるだけ装着時間を取り戻してください。数日にわたって装着時間が不足した場合は、次のマウスピースへの交換を遅らせるなどの調整が必要になることがあります。自己判断せず、次回来院時にお申し出ください。
すぐにご連絡ください。状況に応じて、ひとつ前のマウスピースに戻す、次のものに進む、再製作するといった判断を行います。ご自身で判断せずにご相談いただくことが大切です。再製作には期間と費用がかかる場合があります。
約2〜3か月に1回程度が目安です(症例により異なります)。ワイヤー矯正が月1回程度の通院を要するのに比べ、通院の負担を抑えやすい方法です。土曜日も13時30分まで診療しています。
歯を並べるスペースが大きく不足している場合は、抜歯が必要になることがあります。軽度〜中等度であれば、IPR(歯と歯の間をわずかに削る処置)でスペースを確保できる場合もあります。抜歯の要否は精密検査のうえでご説明します。
先に治療を行ってから矯正を開始します。歯を支える骨や歯ぐきが健康でない状態で歯を動かすと、状態を悪化させるおそれがあるためです。当院は一般歯科・歯周病治療も行っていますので、同じ医院で一貫して対応できます。
後戻りのケースは、部分的・短期間のプランで対応できることが多い症例です。まずは現在の状態を検査させてください。あわせて、後戻りの原因(保定装置の使用状況、舌の癖など)も確認します。
歯には元の位置に戻ろうとする性質があるため、保定装置(リテーナー)の使用が必要です。一般に、歯を動かした期間と同程度の保定期間が推奨されます。指示どおりに使用いただくことで、後戻りのリスクを抑えられます。
歯と歯ぐき、それを支える骨が健康であれば、年齢の上限はありません。50代・60代で治療を始められる方もいらっしゃいます。お子さまの場合は成長段階に応じた別の方法がありますので、小児矯正歯科のページもご覧ください。
志紀ファミリー歯科は、JR志紀駅前という立地を活かし、八尾市志紀町をはじめ柏原市・東大阪市・藤井寺市など近隣にお住まいの方にもご来院いただいています。診療時間・アクセスの詳細は診療時間・アクセスのページをご確認ください。
記事監修

医療法人薫歯会 志紀ファミリー歯科
院長 津田 凌佑
略歴
- 朝日大学歯学部入学
- UAB School of Dentistry研修
- 朝日大学歯学部卒業
- 大阪歯科大学附属病院 口腔外科第2科 研修
- 大塚歯科第3ビル診療所勤務
- 医療法人薫歯会 あびこ大人こども歯科 クリニック勤務
- 医療法人薫歯会 志紀ファミリー歯科 院長就任














